遂に平成ライダーシリーズ10周年記念作品「仮面ライダーディケイド」が始まりました。
これまでの平成ライダーシリーズ「クウガ」「アギト」「龍騎」「555」「剣」「響鬼」「カブト」「電王」「キバ」の九つの世界、九つの物語が、「ディケイド」のいる世界と何らかの要因で融合し始め、それによって10の世界全てが消滅しようとしているという世界融合の失敗したスパロボみたいなお話です。
異なる世界が融合する事によって消滅しそうになるというのはSFでは良くある話なので、話全体が大きく破綻する事はあまり考えられないですね。そういう意味では安心して(笑)今までのライダー達とディケイドの活躍を楽しめそうです。
ただ気になるのは第一話の時点で既にディケイドは他の世界のライダー達を倒す事が世界を救う術だと教えられている事。最初に「九つの世界、九つの物語」-とそれぞれの世界が「創られた物語」であるような言い回しをされているのでそれぞれの「物語」の「主人公」である「仮面ライダー」を倒せばいい…というのは分かるといえば分かるんですが、「五代雄介=仮面ライダークウガ」役の役者さんが(本来はオダギリジョーなのだが別人が演じる。まぁ10年前だから見た目的にも実際ちょっとアレだし、何よりオダジョーが絶対出たがらないから違う人でも仕方ない)番組発表の記者会見に出てきている事を考えるとレギュラーっぽい感じなんだが…どういう事だろう。倒す=殺しておしまい、ということではないということだろうか。いや、その方が嬉しいんだけれども、でも逆に殺しておしまいにしないで倒したらもう世界が正されてその世界のライダーは味方になってくれるよ!だとそれはそれで最終的な味方ライダーの数がえらいことになってしまうわけで…どうなんだろ。
とりあえずもう第一話からガンガン飛ばしてます。冒頭ヒロインの夢として歴代ライダーが大量の敵と戦ってるシーンが出てくるんですが、確認出来ただけで「クウガ」のクウガ、「アギト」のアギトとG3-X、「龍騎」の龍騎とゾルダ…それにライダー本体は見つけられなかったけど契約モンスターがいたからきっといたであろうリュウガ、「555」のファイズとカイザとデルタとサイガと一万人ライダー部隊ライオトルーパー、「剣」のブレイドとカリス、「響鬼」のヒビキとイブキ、「カブト」のカブトとザビーとガタックとコーカサス、「電王」の電王とゼロノス(電車あったから多分いた)、「キバ」のキバ…一時停止とかせずにパッと見て気付いたのだけでもこれだけ出てきていたわけですが(笑)
然しアレですね。オリジナルの敵も当然用意するとは思いますが、基本過去の作品の着ぐるみ・CGを流用して敵を用意出来るのは予算的に凄くいいですねw その分他に力注いでくれそうです。
さて、一話ラストで「クウガの世界」に渡り、二話の予告でもういきなりクウガアルティメットフォームが出てきていて(しかも赤目ではなく黒目ver!クウガ本編では一度も見れなかった暴走クウガがよもや10年後に見れるとは)来週もガンガン飛ばしてくれそうです。
お祭企画なんだからこの調子で、それこそスパロボみたくはっちゃけた勢いでやっていってくれると嬉しいです。